2002 Spring
2002年 原ゼミ春合宿連詩
はすのはなにすわってる
ひかりのこどもはなにをみる
みなもにうつるひげもじゃのひと
こころのはざまにやみをみる (A.T)
くらやみのちょっとてまえ
でであったぼくらはおどる
おどりおどるならひげだんす
たのしくいきましょ よいよい (K.A)
おかげですっかりよいもさめてしまいました
すっからかん
せいじゃくにみみをすましてよんぷんさんじゅうさんびょう
きこえるね(S.O)
こえをみてたらもうぐったり
どれがほんとかわかんない
こういうときはうごいてみよう
にほんのはてまでいこうかな (S.B)
ちょうしはどうだいにほん
もういいかいにまるまるに
とまるわけにはいかない
ちきゅうごとふらっしゅ (T.K)
ちきゅうのへそでさがしもの
そうたやすくみつかるものか
よるになったらうごかずに
きぎのあいだでねむりなさい (H.A)
ねむるとしたらすなのうえ
きがついたらにじじゅっぷん
あさのやみはもーやもや
せんとちひろにいやされた (M.M)
せんこはなびがちって
ときにおもいをはす
ひかりはかないそうで
えがおがたえなかった (N.I)
えがおはどっかいちゃうし
こころはがちがちてにあせじわり
あかりをひとつまたひとつ
ともすたびはながいみちのり (E.W)
ながすぎてひまもてあますはるやすみ
ねぼうできるがひきこもり
たったひとりのがっこうが
わたしのたのしいゆうえんち (Y.S)
ふじさんはしのゆうえんち
うわぁじゅかいからでられな~い
みんなにへるぷをもとめよう
しゅだんはもちろん ししし (Y.T)
あなたはいつもはもってみても
やっぱりほらねここではずして
すっかりだれもきいてない けど
きっちりこんどもやっちゃうの?? (N.T)
またもやとうじょう あたしのもんすたー
なんてあさはかな! なんてあかさたな!
にげて にげて みんな にげて
それは もう あなたをたべられるほど (Y.M)
ぽえじー はもうきらい えぼじー になりそう
ねんねしていたあたしのおんな おこしておいて
にげるなんて ゆるさないわ にがいかるさのやくたたず
これからいちねんあいしてあげる あんたのおとこはきりきりまいよ (S.H)
2002 Summer
やまとやまとのあいだから
けむるあそこはだれのもの
わたしがあしをつっこんだ
ふかいこのうみどこにいく (a.t.)
かいがらからでてきたはな
とけないまえにいきふきこむ
あなたのおかげであらたないのち
きりとともにもちかえろう (s.b.)
かみではなくてじしんにちかえ
これからむかうそのさきを
だれかのせいにすることの
おおきなくるしみしるならば (a.h)
おおきなくがつのうでのなか
おじょうのおうちおてんとさまとおつきさまににやり
あのひとのこえつぎのこえをおびきだす
ただいまのうないほるもんほうしゅつちゅう (y.t.)
ただいまーおかあさんおなかすいたー
ごはんなにーごはんなにーごはんなにぃぃぃー
えこーかかってるなぁ
ひがしじゃやまびこにしじゃこだますはんぐりーせいしん (y.s.)
ちりめんじゃこをうすくのばしてあげまして
きせつをかんじさせまして
けんこうまんかいえごまんかい
せいりゅうのなかにひかるあゆ いっぴき(m.m.)
ぴきーんぴきーんぴきーん
たいちょう!きんきゅうれんらくです
すべてのきかんがへいそくじょうたいにあるようです
うむむぜんぐんてったいもやもえまい (n.i.)
たいやきいえじにかいかえる
ぱりぱりりほくりぱりはほく
たたみにころがりしふくにひたる
あたったあたったいがいたむ (k.s.)
いがいととれてないしそうとくうそう
どあたらしいことはじめな
かみひとつのたとえつたえるみんなのもとへ
あけてもくれてない (t.k.)
おとをたてないようにとびらあけた
そこからからすっ
あくまのようななきごえであいさつかわして
よるのまちにそのすがたはけしさられわすれさられ (e.w)
がっこうにべんとうばこわすれてた
そいえばなかみがのこってる
ひびじゅくせいこんちはくろかび
はらがすいたらすきなだけどうぞ (n.k)
すきにやれよとはきすてたあなたのめ
のぞいてみたらかなしばり がっきぃぃん
まいにちまいにちそこにあるくろいうずまきに
あたまからつっこんであのよへごー (s.o.)
あのさえずり よみがえるせせらぎ
かわせみのあおいむね あかいかえでがいちまいおちて
うずにきえるなつのおもいで きみのよぶこえが
こだまをかえすはこねのたに (s.h)
やぎのちちのゆげをかえすはちちのみち
てんくうをさいて ほくとのひしゃくにそそぐのは
じがとよくとむちとのこんとんのらせん
あるいは いくこうねんをわたるたんなるせいじゃくのつらなりか (m.w)